
マンションなどの集合住宅の場合、隣人と顔を合わせる機会がないこともあって、最近はご挨拶を省略する方も増えているようです。しかし、古くから「遠くの親類より近くの他人」というように、いざというとき、頼りになってくれるのはご近所さんかもしれません。また、近隣トラブルを回避するためにも、億劫でもご挨拶に行くことをおすすめします。
お世話になった人や、これからお世話になるかもしれない人へ、ちょっとした心配りをすることで、新生活を気持ちよくスタートさせたいものですね。
これまで親しくお付き合いをしてきた近所の方々への挨拶は、早めにしましょう。引越し当日は忙しいうえに、作業の騒音で迷惑をかけてしまう場合があります。引越し当日の1週間~2日前までには済ませておくのがベストです。
引越し先では、近隣にどんな人が住んでいるのか、気になりますよね。同様に近隣の方も、どんな人が引越して来たのか気になるはず。できるだけ早い時期にご挨拶をして、お互い安心したいところです。できれば引越し当日、遅くても引越し後2~3日以内には挨拶に伺いましょう。その場合、遅い時間は避け、19時くらいまでには伺うのがよいですね。
・どちらのご挨拶も、できれば家族全員で伺うのがベスト。都合がつかない場合は、家族の代表としてご挨拶をする旨を、先方に伝えましょう。
・単身者、特に女性の場合は、ご挨拶することによって「わたしは一人暮らしです」と宣伝しているようなもの。こんな場合はセキュリティーを優先して、無理に行く必要はないでしょう。
古くから近所付き合いについて「向こう三軒両隣」という言葉がありますが、一戸建ての場合、道を挟んだお向かい3軒と左右両隣、さらに、何かと音などが響いて迷惑をかけることが多い裏側のお宅にも伺うのが一般的です。
集合住宅の場合は、管理人さん(大家さん)、左右両隣と上下の階の部屋まで伺うのが基本。なお、地域によっては、町内会長さんなどにご挨拶をしておいたほうがいい場合がありますので、管理人さんに相談してみるといいですね。
留守の場合は、後日改めて伺いましょう。何度か出向いても不在が続く場合は、簡単な自己紹介とご挨拶を書いた手紙、挨拶品を郵便受けなどに入れておくとよいですね。